2007年10月30日火曜日

WS Game 4 at Colorado (10月28日)

今日の昼食は縁起をかついで,冷凍チキン・カツを焼いて食べ,赤色系の靴下を穿き,これまた赤色系のシャツを着て,昼過ぎには,フェンウェイ球場からコプリーまで歩き,第4戦までの街の様子を写真に撮った.今朝のタブロイド,ボストン・ヘラルドの表紙は松坂のタイムリー・ヒットの瞬間を撮ったものだった.オールド・ハンコック・ビルの天辺の旗竿に掲揚されているALCの旗は既に千切れたのか,数日前の見栄えの良い翻りは何処へやらという感じだった.

今夜のRS先発はレスター,対するロッキーズの先発はCookで此処2ヶ月休場中の登板,初回表RSは素早く1点を得たものの,後続がなく,Cookは立ち直り,その後は今季開幕投手の貫禄でRSの打線を5回の一点のみ抑えた.一方,レスターは結局6回途中まで無失点に抑え,後は救援のデルカーメンがホームランを7回に許すものの,ヴェテランのティムリンが何とか火消しに成功して,運命の8回表へ.此処で代打のKieltyはソロ・ホームランを放ち追加点,8回裏の投手は誰かと思いきや,なんと連夜の岡島投入.RSは此処まで頼れる投手がいないのか,後は岡島が無事三死をとれることを願うのみ.一死を取った後,一人走者を貯めてしまい,そして連夜の痛恨ホームランで,ボンに交代.一死を得てボンへの負荷を5死に和らげた事だけでも評価すべきなのかも.ここで8回表の一点が保険として効き,ホームランまがいの大フライを打たれるも,ボンは何とか5死を無失点で得て逃げ切り,試合終了.Kieltyの代打ホームランはRS Nationのdie hard funの間では,2004年の代走Robertsのように記憶されることになるかも.Kielty自身にとっても当該ホームランは一生の思い出かも.

2004年の優勝時は珍しくて,フェンウェイ球場近辺に集まった群衆に混じってしまったが,今回は余裕で自宅でTV中継視聴.2004年のスーパー・ボウル(この時はパッツが優勝)ハーフ・タイム・ショーでのジャネット・ジャクソン胸チラ事件以降,米の各放送局は生中継に神経質で,数秒の時間差放送で不測事態に備える体制になっている.此の様な背景で,NESNは取材陣不手際又は機器の故障(?)から,事前に約束していた試合終了後からの生中継が出来ず,漸く生放送が始まっても,選手達の肉声なしの画像のみを放映し,音声はスタジオのキャスター等の喋りを充てるという,トーキー以前の無声映画的な放映になっていた(同じようなことが,NESNの優勝パレードの中継でもあった.マニーがスティーヴィー・ワンダー風にアフロ・ヘアー&サングラスでマイクを握りぱなしで車上から観客に向かって喋っているシーンが各ポイントで映っているのだが,彼の声は聞こえず,スタジオの解説者の声ばかりだった.生中継放送のマイクが選手・観客双方から飛び交うかもしれない放送禁止語を拾うことを恐れた為だろう).

フランコーナ監督が,優勝後の記者会見で,8回にホームランを打たれた岡島について,(彼が今夜投げれるとは思わなかったにも関わらず?)体を張って投げれたこと自体が素晴らしい,というような事を一言述べていたことに救いを感じた.今回のWS4連勝を振り返ると,ロペス以外の出場選手は皆,監督の期待に応えて何等かの貢献をしたシリーズだった気がしてならない.

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