2007年11月3日土曜日

Nor'easter来襲 11月3日

今日は日本では文化の日=快晴の日という印象があるが,波士敦はNor'easterで雨模様.雨が降れば湿度が60%以上では,という日本的思い込みは当地では通用せず,湿度計を見るとなんと40%,なるほど喉が渇くはずだ.昨夜はセルティクスが勝ち,今夜のブルーインズは兎も角,明日パッツが勝利して白星街道を驀進してくれれば,当地のスポーツ・ファンにとっては嬉しくて堪らない一週間だろう.しかし,2004年にRSがWSで優勝した直後の日曜日にパッツは破竹の連勝記録を止めてしまったという前例があるので,パッツ・ファンにとって,明日の試合は気になるところ.ただ,2004年のシーズン後の2005年のスーパー・ボウルでは見事に優勝しているので,この前例は気にしなくて良いはずでは.

20世紀初頭のRSに黄金時代があったように,最近低迷中のセルティクスにも栄光の歴史が1960年代前後にあった.波士敦がある麻薩諸塞(マサチューセッツ)州はバスケット・ボール発祥の地(より正確には,同州西部にあるスプリングフィールド市)なので,同地でのバスケット・ボールへの熱も高いのではと,外部の人間は推量するかもしれないが,RSに腰を入れすぎているのか,他のスポーツへの感情的入れ込み度合いは,RSに比較すると格段に落ちる.パッツがスーパー・ボウルで初めて優勝した2002年頃からを振り返ると,強いチームにファンが集まるという傾向で,確かにパッツ・ファンの底辺が拡大した印象を受けるが,それでもRSに対するあの宗教的というか信心的な入れ込みの境地には至っていない.

江戸時代の川柳に花形力士の待遇をを羨んだ「一年を十日で暮らす良い男」というものがある.NFLの場合,通常のシーズンの試合が16試合,それに対してMLBの試合数は10倍以上の162試合(2007年).シーズン中,週一勤務と週休1日程度の勤務では,それを見ている(刺激に曝露されている)観客の感情的入れ込み・高ぶりに差ができるのも,やはり,理の当然か.明日までにRSのWS関係等新聞その他のメモラビリアを整理して,頭の切り替えをしなくては.

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